姫路郊外の夢前町で今年も、民家全体を飾り付けたクリスマスイルミネーション「イエナリエ」の点灯が始まった。
点灯は毎年恒例。同時期に開催されるイルミネーションイベント「神戸ルミナリエ」(神戸市)をもじり「夢前のイエ(家)ナリエ」、さらには「ユメナリエ」の愛称で親しまれる。
飾り付けを行うのは、姫路市街地から菅生ダムへ抜ける県道411号沿いの個人宅(姫路市夢前町寺)。周囲は田園地帯とあって、まばたくイルミネーションがひときわ目立つ。見学自由。訪れる客を当て込んで週末には、たこ焼きの屋台が出るほどの盛況を見せる。
「うわさは耳にしていたが訪れたのは初めて。一度見たいと思っていた」と姫路市在住の喜本潤一郎さん。「個人宅の飾り付けとは思えない規模。手間も費用も大変だと思う。楽しませてもらい感謝している」と喜んだ。
点灯時間は17時30分~20時30分(土曜・日曜・祝日は21時)。12月下旬まで。