姫路市民会館近くに12月2日、日本料理店「白瀬(しらせ)」(姫路市呉服町、TEL 079-262-6767)がオープンした。白を基調に和モダンの雰囲気に仕上げた店内で、店舗面積は15坪。カウンター11席。
店主の長沼広大さんは大阪の北新地、法善寺、神戸三宮で修業を経て、故郷の姫路で独立。店名の「白瀬」は姫路城の別名である白鷺城の「白」と瀬戸内の「瀬」を一文字ずつ取り名付けた。「修業中に県外から兵庫を見る機会に触れ、海の幸、山の幸にも恵まれている土地であることを改めて認識し、店名に思いを込めた」と話す。
メニューは、座付き、八寸、わん物、焼き物、煮物など、積極的に姫路伝統野菜を取り入れ月ごとに変わるコース料理で、9品(8,000円)、10品(1万円)の2種類。12月は旬のカニ、猪肉、姫路伝統野菜「姫路若菜」「姫路れんこん」などを使う。ドリンクメニューは、ビール、日本酒、焼酎、梅酒(以上600円~)、ソフトドリンク(200円~)を提供する。
長沼さんは「日本料理店の歴史を大切にしながら、フレンチのテイストも取り入れ、地場の魚介類や姫路の伝統野菜を多くの人に伝えていきたい。今後は、単品もメニューに加えていきたい」と意欲を燃やす。
営業時間は18時~22時。日曜定休。