姫路市内の2会場で2月21日・22日、ヒーリング・ライト作家の杉本弘美さんがモザイクの技法を使う照明雑貨「キャンドルホルダー」の製作を手ほどきするワークショップを開く。

ワークショップの様子

　杉本さんは静岡県富士市在住。カラーセラピーやアートセラピーを学び、インストラクターの民間資格を持つ。ビーズやチップ状のガラスなどで装飾を施した器の内側にろうそくを立てることで光の陰影を楽しむ照明雑貨「モザイクキャンドルホルダー」との出合いから伝統工芸「モザイク」に引かれ、2011年にはイタリアへ渡航。エミリア・ロマーニャ州ラヴェンナの工房「KOKO MOZAICO」で修業を積んだ。

　帰国後は作家として活動。2009年ごろから着目していた光によるヒーリング（癒やし）効果を重ね合わせたキャンドルホルダーの製作に取り組む傍ら、教室を開いてほしいという求めに応じて昨年12月、初の「ヒーリング・ライト」ワークショップを地元で開催。今回の姫路では2日間にわたり、クラフトショップ「Baby Leaf（ベビーリーフ）」（姫路市呉服町）とゲストハウス「ヒメジガハハゲストハウス」（本町）の2会場で初心者を対象に製作を手ほどきする。

　「2時間ほどにまとめたカリキュラム。材料にも工夫を凝らし、安価ながらも美しさには遜色がない作品を仕上げてもらえる」と杉本さん。「完成後は、明かりをともして癒やしを感じてもらうとともに作品を見せ合いながら、自己が創出した『美』と他者が生み出した『美』を見知らぬ人同士が率直に認め合うプロセスを演出したい。和やかなひとときを過ごしてもらえれば」と参加を呼び掛ける。

　開催日時は、ベビーリーフ＝21日14時～16時、ヒメジガハハゲストハウス＝22日12時～15時。参加費はいずれも3,000円（材料費込み）で要予約。申し込みは、21日＝ベビーリーフ（TEL 079-240-7548）、22日＝杉本さん（TEL 090-9195-5772）まで。