姫路市内で2月14日~16日、「スローフードジャパン全国大会 in 姫路」が開催される。
「スローフード運動」は、地域に根ざした良質な食材や食文化を見直そうという国際運動の一つ。発祥はイタリアで、国際本部も同国にある。国内では、本部の承認を得て設立された「スローフードジャパン」が2004年から活動。現在、47の地方組織が連携しながら運動を展開している。
全国大会は年に1回の開催。運営は各地方組織が持ち回りで受け持つ。姫路での開催は初で、市内に事務局を置く「スローフード播磨」が招致。同団体関係者らも多数参画する「食・地の座」が毎年開いてきた地産地消品の博覧会「味覚の展示場」に合わせ、全国から同運動関係者を招く。
期間中、「イーグレひめじ」(本町)と「灘菊酒造」(手柄1)を会場に関係者が参加する理事会や総会、分科会を実施。同酒造で開催される「味覚の展示場」を中心に一般が参加できるイベントや講演、ワークショップもプログラムに加える。同じく一般が参加できるイベントでは、「天晴水産」(白浜町)で前夜祭を実施。地元産の魚介料理や日本酒などを提供する。
「前夜祭」は14日。開催時間は18時~20時30分。参加費は5,000円。「味覚の展示場」は15日・16日。開催時間は10時~16時。入場無料(飲食別途)。詳しくはホームページで確認できる。