姫路市街地を一望できる展望スポット・書写山で8月24日と31日、普段は見られない夜景を気軽に楽しんでもらおうと「書写山ビアナイト」が開催される。
山麓と山上を約4分で結ぶ観光施設「書写山ロープウェイ」の山上駅レストラン展望デッキを会場に開催される同イベント。デッキの標高は約250メートルと市街地を一望できる立地ながらロープウエーの運行が夕方までとあって、利用客が夜景に触れる機会は限られていた。
イベントは、姫路市が所有する同施設の指定管理者として運行に携わる神姫バス(西駅前町)が主催。夜景を新たな観光資源として活用しようと、施設所長・河嶋功さんの提案で初めて開催する。
「大みそかから元日にかけての終夜運行と併せ、今回は夜景を楽しんでもらえる限られた機会」と同社バス事業部営業課の高木惠久子さん。「家族や友人、カップルなどで誘い合わせて来場してもらい、書写山の新たな一面を楽しんでほしい」と期待を寄せる。
両日は、ロープウエーを夜間運行するとともに展望デッキに約60席の「ビアガーデン」を特設。来場客は、生ビールやレモンチューハイ、ソフトドリンクなどの飲み物やバイキング形式での食事を夜景と共に楽しむことができる。余興では、景品が当たるビンゴゲームを実施。ハワイアンダンスの披露もある。
「山麓駅まではぜひ路線バスで。バスでお越しの方には会場で粗品を提供する予定」と高木さん。「現在、ICカード乗車券『NicoPa(ニコパ)』をお持ちで条件を満たす方を対象に抽選での無料招待キャンペーンも実施している」とも。
開催時間は両日とも17時~21時。料金はロープウエー往復乗車料金込みで、男性=3,500円、女性=3,200円。定員制のため事前の予約が必須。申し込みは同施設(TEL 079-266-2006)まで。メール(mt-shosha@shinkibus.co.jp)でも受け付ける。