姫路駅前で6月15日、姫路市が建設を進めていた立体デッキ「歩行者デッキ」「姫路城眺望デッキ」の供用が始まる。
同駅北駅前広場に完成した両デッキ。歩行者デッキは、JR姫路駅中央コンコースと同駅ビル「ピオレ」(姫路市駅前町)から山陽百貨店西館「キャスパ」(西駅前町)の間を立体交差で連絡。同駅から山陽姫路駅への歩行者専用通路を確保するとともに、整備を予定するバスターミナルへのメーンアクセスも担う。
眺望デッキは、JR姫路駅側で歩行者デッキへのエントランスになる2階建ての施設。2階は姫路城を正面に望む滞留スペースとして一般に開放する。
15日は午前中に市の主催で完成記念式典を実施。午後には、両施設をはじめとする北駅前広場一帯の公共空間活用に携わる市民団体「姫路駅前広場活用協議会」(姫路市岩端町)のメンバーらが集団パフォーマンスを披露して完成を祝う。
同協議会では現在、パフォーマンスへの参加者を募集。希望者は事前に申し込むことで、モップなどの清掃用具を小道具に使うダンス「フラッシュモップ」に参加できる。集合は13時。パフォーマンスの開始は14時を予定。詳しくは同協議会(TEL 079-297-4812・090-5903-4352)まで。