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ピオレ姫路の壁面に「イルミ・ファンタジー」-深夜0時まで毎日点灯

「ピオレ姫路」(姫路市駅前町)壁面照明「ウォール・イルミネーション・ファンタジー」。4月30日の開業を前に点灯が始まった。4月26日

「ピオレ姫路」(姫路市駅前町)壁面照明「ウォール・イルミネーション・ファンタジー」。4月30日の開業を前に点灯が始まった。4月26日

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 4月30日に開業が迫ったJR姫路駅の新駅ビル内商業施設「Piole(ピオレ)姫路」(姫路市駅前町、TEL 079-226-0123)で26日、同ビルの壁面に設置したLED(発光ダイオード)照明「ウォール・イルミネーション・ファンタジー」の点灯が始まった。

特設ボタンでイルミを点灯

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 壁面パネルに備えたLEDを利用する同イルミ。赤・青・緑などの光を組み合わせることで多彩な色合いを表現できる特長を生かし、虹色の幾何学模様や巨大な人影、姫路城の別名「白鷺(はくろ)城」にちなむシラサギが舞う姿などを、イルミとしては珍しい間接照明で描き出す。縦約20メートル、横幅約100メートル。約400枚のパネルと6万2000個ほどのLEDを使う。

 点灯に先立って行われた式典では、同施設を運営する神戸SC開発(神戸市東灘区)の中村順一社長をはじめ、イルミ演出を担当した照明デザイナー・内原智史さんらが出席。合図と同時にボタンを押してイルミが点灯すると、ビルの前を行き交う人々が立ち止まり、スマートフォンや携帯電話を取り出して撮影する様子が見られた。

 「開業は30日と聞いていたので、突然イルミが光り、映像が動き始めたことに驚いた」と桂木久子さん(姫路市在住)。「新しい姫路の名所として自慢できる」と点灯を歓迎した。

 「オリジナル性にあふれ、魅力あるスポットの提供ができたことをうれしく思う」と話す中村社長に内原さんは「歴史ある姫路城と相対する駅ビルが、現代文化の象徴として新たな姫路の中心になってくれることを願う」と応じた。

 点灯時間は18時(季節によって異なる)~24時。

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