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姫路のカレー専門店「インデアン」が30周年-記念イベントの実施も

店主の秦豊子さん(写真左)と秦さんの長女で河内涼子さん(同右)。5月4日に開業30周年を迎える姫路のカレー専門店「インデアン」(姫路市安田3)で。4月23日

店主の秦豊子さん(写真左)と秦さんの長女で河内涼子さん(同右)。5月4日に開業30周年を迎える姫路のカレー専門店「インデアン」(姫路市安田3)で。4月23日

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 姫路駅南・市役所近くのカレー専門店「indean(インデアン)」(姫路市安田3、TEL 079-288-3488)が5月4日、開業から30周年を迎える。

メニュー筆頭の「ビーフカレー」

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 1983(昭和58)年に開業した同店。専業主婦だった秦豊子さんが、姫路の料飲街・魚町の一角で約6坪の店を構えた。1987(昭和62)年には、市が姫路城内にあった旧庁舎に代わり新庁舎を開設(1985年)するなど当時開発が進んでいた駅南地区へ移転。店を15坪に広げた。

 「娘2人を育てながら昼間に1人で切り盛りできる店をと考え、カレー店を開くことにした」と秦さん。「プロとして通用する味を提供しようと、開業前には京都・木屋町で2009年まで営業していた有名店『いんであん』へ修業に通うことでレシピを得た」と振り返る。

 魚町での開業以来30年を数える同店は、当初と変わらずカレー料理のみを提供。京都・インデアンの初代店主で秦さんが「大将」と仰ぐ吉田知義さん(故人)の「カレー専門で」との教えを現在も貫く。メニューは、「ビーフカレー」(700円)や「野菜ビーフカレー」(950円)、「カツカレー」(950円)など。ランチタイムには、トルティーヤとサラダ、トッピング2種などが付く「日替わりランチカレー」(850円)も用意する。

 カレーの仕込みでは、「9時間ほどかけて調理し、数日間寝かせてから提供している」と秦さん。「スープやルーなど全てが手作り」と胸を張る。

 5月1日~4日には、開業から30周年を記念するイベントを実施。日替わりのスペシャルメニューを各日30食限定で提供するほか、同店オリジナルのマグカップやキーホルダーなどが当たる抽選会も開く。

 「30年間にわたり母と娘3人の暮らしを支えてくれたお客さまへの感謝を表したい」という秦さんは、「イベントを機に懐かしいお客さまに会えることも期待している」と話す秦さんの長女・河内涼子さんと共に来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~15時、17時~20時。日曜定休。

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