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姫路の食品会社が無人アンテナ店-自社キャラ「さっちゃん」グッズ展開

「ヤマサ蒲鉾」のマスコット「さっちゃん」のキャラクターグッズを扱う無人アンテナショップ「さっちゃんの家」(西二階町)。4月24日

「ヤマサ蒲鉾」のマスコット「さっちゃん」のキャラクターグッズを扱う無人アンテナショップ「さっちゃんの家」(西二階町)。4月24日

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 姫路駅前のアーケード街「西二階町商店街」に4月24日、食品メーカー「ヤマサ蒲鉾」(姫路市夢前町置本、TEL 079-335-3555)が同社マスコット「さっちゃん」のキャラクターグッズを扱うアンテナショップ「さっちゃんの家」(西二階町)を開設した。

「さっちゃんの家」内部の様子

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 店舗面積は約6坪。スタッフは配置せず無人で運営する。店内では、同社のマスコットキャラクター「さっちゃん」のぬいぐるみや絵本、弁当箱、携帯ストラップなどをロッカー型自動販売機で提供。無料で「さっちゃん」の人形と記念撮影できるベンチを置くほか、写真シール作製機も1台ある。

 シール作製機では「さっちゃん」のほか、姫路市の観光親善大使「しろまるひめ」や、ご当地グルメ「姫路おでん」の公認キャラクター「しょうちゃん」との撮影も可能。撮影後は好みのショットを選び、オリジナルシールを作製することができる。

 当日は開店記念式典を実施。名田和由社長をはじめ、「さっちゃん」の作者・長谷川雅世さんや同商店街振興組合の桂國広さんらも出席した。式典には「さっちゃん」本人も登場。「しろまるひめ」「しょうちゃん」も応援に駆け付け、開店を祝うテープカットを見守った。

 長谷川さんは「立派なショップを開設してもらえてうれしい。幅広い年代の方に、さっちゃんの世界を楽しんでほしい」と開店を喜ぶ。

 「この店は、閉店後に取り壊された化粧品店の跡地。アーケードに面した一部をショップとして再生してもらえたことを、商店街としても歓迎したい」と桂さん。「若い女性や観光客といった新たな客層の入り込みを期待している」と話す。

 営業時間は9時30分~19時。

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