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姫路城応援フェスPRキャラバン-三重・桑名まで自転車で240キロ

姫路城近くの城見台公園(姫路市本町)へ見送りに集まった応援者らと記念撮影に応じる西村さん(写真左から3人目)と坂野さん(同4人目)。同2人目が駒田さん。写真奥に姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が見える

姫路城近くの城見台公園(姫路市本町)へ見送りに集まった応援者らと記念撮影に応じる西村さん(写真左から3人目)と坂野さん(同4人目)。同2人目が駒田さん。写真奥に姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が見える

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 姫路城周辺で今秋開催予定の「姫路城応援フェスティバル2012」をPRするキャラバン隊4人が6月5日、兵庫県たつの市を出発し、三重県桑名市までの約240キロを自転車で走破、同イベントの開催を沿道にアピールした。

応援伴走者の背中に姫路市のキャラクター「しろまるひめ」が

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 同キャラバンに自転車で参加したのは、西村洋一郎さん(たつの市在住)と坂野裕さん(岡山県備前市在住)。黒田耕生さん(たつの市在住)と上川みゆきさん(姫路市在住)は、行程途中から自動車でサポートに当たった。

 4人は友人同士。西村さんによると当初は、フェイスブック上で「自身の投稿に付与される『いいね!』×1000メートルの距離を自転車で走ってみせる」と宣言した西村さんに自転車で坂野さんが同行。鍼灸(しんきゅう)師の国家資格を持ち治療院を開いている黒田さんがサポートに当たり、桑名市までのツーリングに挑戦する計画だったという。

 そこへ3人の出発を知った同フェス実行委員の上川さんがフェスティバルの宣伝用に制作した「旗のぼり」の持参と沿道でのPRを依頼。黒田さんと共にサポートに当たることでツーリングへの参加を申し出たところ西村さんと坂野さんが快諾し、にわかに同フェスティバルPRの機運が向上。キャラバン隊の結成に至った。

 キャラバンでは、サポートに先行する自転車の2人が5日早朝にたつの市を出発。途中姫路城(姫路市本町)に立ち寄り取材に応じた。「とにかく、やり遂げたい」という西村さんは、「事故のないよう頑張ってきます」という坂野さんと共に意気込みを笑顔で語り、東へ約10キロの高砂市境付近まで応援伴走するという「姫路サイクリングコミュニティ」所属の駒田かすみさん(姫路市)を交え3人で姫路城を離れた。

 2人は、5日午後に大阪府高槻市付近でサポートと合流し、夜には京都市内で1泊。翌6日には琵琶湖(滋賀県)を経て標高約700メートルの石榑(ぐれ)峠をトンネルで越え三重県入り。目的地の桑名市へ到達した。

 この間キャラバン隊が、「旗のぼり」で同フェスティバルをPRする様子をフェイスブックの特設ページなどインターネット上へ随時投稿すると、ネットユーザーからの応援コメントが集まり盛り上がりを見せた。

 キャラバン隊は同日、桑名市で地元関係者らからの歓迎を受け宿泊。出発翌々日の7日、サポートの自動車で無事出発地のたつの市へ帰着した。

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