姫路城の南西にある敷地面積約1万坪の日本庭園「好古園」(姫路市本町)のモミジが見頃を迎え、現在、「紅葉会」が開催されている。
毎年紅葉の時期に合わせて開催される同イベント。園内ではヤマモミジやドウダンツツジなど160本の樹木が赤や黄色に色づき、来園者の目を楽しませている。
期間中は夜間景観も楽しんでもらおうと、開園時間を通常より3時間長く設け紅葉をライトアップするほか、通路沿いにキャンドルを設置し夜の庭園を幻想的に演出する。同園技術主任の船岡智さんは「現在は7~8割の紅葉が色づいている状態」と話す。
園内の「潮音斎広間」では演奏会も開いており、23日は「一絃須磨琴保存会」による須磨琴の演奏、27日は高野巧さんらによる和太鼓や横笛の演奏を披露する。
開園時間は9時~20時(入園は19時30分まで)。今月27日まで。