どろ焼「喃風」の新業態たい焼き店が話題に-粉もんのノウハウ生かす

昨年12月にオープンした「薄皮鯛焼しっぽのあんこ」姫路宮西店

昨年12月にオープンした「薄皮鯛焼しっぽのあんこ」姫路宮西店

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 「どろ焼」で知られるお好み焼き店「喃風(なんぷう)」を運営する喃風(姫路市南条2)が昨年9月から新業態として始めたたい焼き店「薄皮鯛焼しっぽのあんこ」が、話題を集めている。

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 同業態は、外はカリっと中はトロっと焼き上げるお好み焼き「どろ焼」のノウハウを生かして展開するもの。

 あんは北海道十勝産の小豆を使用。甘さを控えめにしたあんがしっぽの先までいっぱいに入っているほか、皮をバリっとした食感に焼き上げるのが特長。「生地にしっかりとした味があるので、たい焼きを焼いた時にでるバリだけでもおいしく食べられる」と同社事業本部の吉村雅行本部長。

 メニューは、「小倉あん」(120円)、「クリーム」(130円)の2種類を用意する。

 小野店(オープン=昨年9月)、大池店(同=昨年11月)、宮西店(同=昨年12月)、野口店(同=1月)に次いで、2月14日には5店舗目となる三宮店(神戸市)がオープンした。各店とも「売行きは好調」(同本部長)で、兵庫県内に3~5店舗の出店を年内に予定しているという。

 「鉄板にこだわり、生地にこだわる喃風のノウハウを生かした業態と『和スイーツをやりたかった』という夢を実現した。姫路はたい焼きの激戦区だが安さで勝負するつもりはない。たい焼きのクオリティはもちろん、商品の取り扱いや接客にも細心の注意を払って、長く愛されるたい焼き店を目指す」(同)。

 営業時間は11時~21時。 三宮店は14時~23時30分。

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