姫路城三の丸広場で8月8日、姫路お城まつりに合わせて開催される音楽イベント「第34回 サウンドフェスティバル」が開催され、多くの人でにぎわった。

マイクを取り合って即興の詩を歌う「RUB A DUB（ラバダブ）」

　34回目となる今回は、初めてレゲエがセレクトされ「世界文化遺産姫路城レゲエ2010」として開催。地元アーティストを中心に「ARSENAL JAPAN」（三重県）や「ラガラボMUSIQ」「JING TENG」（以上大阪府）「NISSIN」（加古川市）など50組のアーティストが出演し会場を沸かせた。

　会場では、ジャマイカのスパイスで味付けした「ジャークチキン」やラスタカラーのレゲエフランク（以上300円）、「レゲエパンチ」（500円）などをレゲエ にちなんだフードやドリンクを用意したほか、「2011年の夏ににつないでいこう」というメッセージが入った「姫路城レゲエタオル」も販売した。

　イベントは9時間かけて行なわれ、21時に終了。終了後は、実行委員長の河嶋直彦さんが「みんなの協力のおかげでこのイベントができた。市やお城まつり関係者のご理解にも心から感謝している」と締めくくった。

　岡山から友人と参加した大下皆美さん（18）は「初めてレゲエのイベントを体験したが、むちゃむちゃ楽しかった。来年もぜひやってほしい」と興奮気味に話していた。