姫路のまちづくりステーション「街の駅」(姫路市白銀町)で現在、姫路生まれの戦国武将・黒田官兵衛とその家臣らの甲冑(かっちゅう)を展示した特別展「黒田官兵衛・長政と黒田24騎甲冑展」が開催されている。
姫路商工会議所と「播磨の黒田武士顕彰会」が共催で開催する同展は、姫路城14代城主を務めた黒田官兵衛とその長男・長政をたたえ、市民への啓発と大河ドラマの実現を目的に開催するもの。
会場には、黒田官兵衛や長政の甲冑のほか、黒田兵庫助、母里太兵衛、後藤又兵衛など黒田家を支えた24人の家臣「黒田24騎」の甲冑など26点を展示。甲冑は北九州市の「筑前黒崎黒田二十四騎保存会」から提供されたもの。同顕彰会広報担当の山下博文さんは「これだけの甲冑を展示する企画は後にも先にも今回限り。ぜひこの機会に多くの人に足を運んでもらい、黒田官兵衛に対する市民意識の向上につながれば」と期待を寄せる。
そのほか、Tシャツ(2,625円)やストラップ(400円)、手ぬぐい (1,050円)、根付け(580円)などの黒田官兵衛グッズも販売。7月25日までの毎週金曜・土曜・日曜の11時と13時から約20分、紙芝居「黒田官兵 衛物語」も行う。
開催時間は10時~17時。入場料無料。8月6日まで。8月7日は展示中の甲冑をまとった黒田武士のパレード も予定する。