姫路市内の飲食店を巡るイベント「姫路はしご酒百選」の参加証となる「はしご帳」の販売が9月8日、始まった。主催は市内の飲食店関係者らで構成する「姫路まちぐるめ活性化委員会」。

参加店の「宴屋 絆.」

　イベント期間は10月1日～31日の1カ月間。秋祭りシーズンで市街地がにぎわう一方、飲食店の集客が落ち込みやすい時期であることから企画した。飲食店と市民のつながりをつくり、双方にメリットのある催しを目指す。

　参加店舗はフレンチやイタリアン、居酒屋、和食店など市内全域から100店が参加。料理とドリンクをセットにした「せんべろ店」（1,000円）、「べろべろ店」（2,000円）のメニューを提供し、営業状況に応じて任意の日程で参加する。立ち飲み店から高級店まで幅広い業態が参加している。

　期間中にはスタンプラリーも行う。店舗を利用すると押されるスタンプを10店舗分集めて応募すると、参加店や協賛企業が提供する賞品が当たる抽選に参加できる。

　主催者代表の山本達也さんは「飲食店のアイデアを形にしたグルメイベント。地域全体で盛り上がる企画にしたい」と呼びかける。

　「はしご帳」の価格は500円。各参加店のほか、市内のスーパーマーケット「ボンマルシェ」全店、「VOX 飾磨店」、オンラインで販売する。