![全国から集まった作家が自ら作品を出展する野外クラフトアートフェア。(写真=昨年の様子)](https://images.keizai.biz/himeji_keizai/headline/1273239924.jpg)
シロトピア記念公園(姫路市本町)で5月8日・9日、全国の工芸作家が集まり作品を展示・販売する野外アートフェア「ひめじクラフト・アートフェア」が開催される。
「緑の中で作家とふれあい、多くの人にクラフトを楽しんでもらう」ことをテーマに開催する同イベント。2000年5月に開催された1回目は、地元の作家を含む25組が参加。その後口コミで広がり、4回目以降から100組以上が参加するイベントへと成長していった。
同イベント実行委員長の乾善弘さんは「松本のクラフトフェアに行った時に影響受けて『姫路でも開催しよう』と有志で始めた。 最初は資金もなく小学校にテントを借りに行ったりと大変だった」と振り返る。
10回目となる今回は過去最高の153組が出展。北海道や九州など全国から集まった作家が、木工や 陶芸、染織、ガラス、金工、皮革など多彩な作品を展示する。
当日は、スプーンやペンダント、皿、ぐいのみなどのクラフト体験ができる「ワークショップコーナー」や手織りなどの「デモンストレーションコーナー」を設けるほか、アナゴ弁当や玄米もちピザ、「たつのバーガー」などを販売する「食のブース」も用意する。
「クラフトを通じて多くの人たちがつながっていくのが本当に楽しい」と乾さん。「会場には休憩所やベビールームもあるので、クラフト通じて作家とふれあいながらゆっくりと1日を過ごしてもらえれば」とも。
開催時間は、8日=10時~17時。9日=9時~16時。雨天決行