姫路の法善寺(姫路市林田町)で3月14日、地場産の野菜や陶器、手作り雑貨など集めた青空市「伊勢のお寺市」が開催される。
同イベントは、市街調整区域として美しい里山の風景が残る林田町伊勢村のPRイベントとして行われるもの。3年前にIターンで同村に転居してきた主婦・岡田礼位子さんが、「過疎化が進む伊勢に元気を取り戻したい」と村の自治会長で同寺住職の伴善道さんに掛け合い開催が実現した。開催は2回目。
当日は、姫路の雑貨店や手づくり作家など36組が出店。陶器や布小物、手作り雑貨のほか、「玄米もちピザ」「炊き込みごはん」など地元の食材を使った飲食店も登場する。そのほか、本堂で「お茶会」やバイオリンやクラリネットによる演奏、地元の野菜をそろえた「新鮮野菜市」も行う。
岡田さんは「イベントを開催することで伊勢にどう影響を与えるかは分からないが、一人でも多くの人に足を運んでもらい、イベントを通じて伊勢の魅力を感じてもらえれば」と期待を寄せる。
開催時間は9時~15時。雨天決行。