姫路の田んぼに稲穂で絵を描き出す田んぼアート「ひめじ田宴アート2010」実行委員会は現在、今年の田んぼアートのデザインを募集している。
地域活性化や観光誘致につなげようと3年前に始まった同プロジェクト。田んぼに絵を描き出すだけでなく、「農業体験を通じて農業への関心を持ってもらおう」というコンセプトから毎年約1,000人の参加者を募り、地域活性化イベントとして田植えや稲刈りを行っている。
今回のテーマは「姫路城とよろい」。対象は兵庫県在住者で、使える色は緑、紫、黄色の3色のみ。大きさは縦30センチ、横60センチの枠内に収め、デザインには必ず姫路城とよろい(かぶとも含む)を入れることが条件。
入賞作品には昨年の田んぼアートで収穫した米「夢の舞姫」(5キロ)を贈るほか、優秀賞作品には賞金10万円を贈る。
実行委員の衣笠愛之さんは「『ひめじ田宴アート』の大きさは約1.6ヘクタールで田んぼアートの中では最大規模。今年はギネスブックにも申請する」と話す。
問い合わせは実行委員事務局(TEL 079-335-1411)まで。応募締切は今月28日。