姫路にトスカーナ地方のイタリア料理店-意を決し本場で修行、店開く

ゆったりした店内が特徴のイタリア食堂「ラ・ボナ・フォルケッタ」

ゆったりした店内が特徴のイタリア食堂「ラ・ボナ・フォルケッタ」

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 トスカーナ地方の郷土料理をベースにしたイタリア食堂「ラ・ボナ・フォルケッタ」(姫路市栗山町1、TEL 080-3822-7452)が11月11日、オープンした。

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 店舗面積は約15坪。席数は20席。リラックスした環境で庶民的な料理を楽しんでもらえるようにと座席をゆったりと配置した。店名の「ラ・ボナ・フォルケッタ」は、直訳すると「良いフォーク」を意味するイタリア語。俗語として「良く食べる人=グルメ(食通)」という意味ももつ。

 オーナーシェフの中川直彦さんは、以前は料理とは全く関係のない仕事をしていたが、小さいころから料理の道へ進みたいと考えていた。意を決し約10年間務めた職場を辞め、単身イタリアへ渡って語学を学びながらイタリア料理の修行に励んだ。フィレンツェのイタリア料理店「チェレスティーノ」で日本での開業を視野に1年間修業を積んだ後、同店開業にこぎ着けた。

 夜のメニューにコース料理はなく、季節ごとに変わる「リゾット・ボナフォルケッタ」(1,300円)や「ペンネ・カレッティエラ」(1,000円)など、肉料理や煮込み料理を中心とした1皿料理などを用意。ドリンクはイタリアワインのほか、チリワインなど、3,000円以内で飲めるワイン約40種類をそろえる。グラスワインは400円から。夜の客単価は約3,000円。「ワインを飲みながら料理を味わう本場のスタイルを楽しんでほしい」(中川さん)。

 ランチは、Aコース(1,200円)Bコース(1,550円)の2種類で、いずれのコースにも日替わりの前菜、パスタに、自家製パン、ドリンクが付く。(Bコースには本日のメーン料理が加わる)。暖かい季節になるとテラスでも食事ができるようになるという。

 営業時間は11時~14時、17時30分~22時。水曜定休。

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