姫路の町家カフェ「しょうあん」(姫路市材木町、TEL 079-297-0828)で1月30日、平安時代の名筆「古筆」を書き写す新春イベント「平安の春を写す」が開催される。
同イベントは、スローライフをテーマに2008年オープンした同店が、「いにしえの人々に思いをはせながら静かな町家でゆっくりと自分を見つめ直す時間をもってもらおう」と企画したもの。地元で活動する書家・小寺佳美さんを迎え平安時代の書についての話を聞きながら午前と午後の2部に分けて行う。
当日は、墨をすることから始め、小寺さんの見本を見ながら平安時代屈指の「かな書」の名筆として知られる「寸松庵色紙」などの古筆を書き写し、オリジナル葉書を作る。
同店の大谷祥子さんは「ゆっくり集中して楽しんでもらえるように少人数で行う。『書』を通じて自分自身と向き合い静かなひとときを過ごしてもらえれば」と話す。
開催時間は10時30分~12時、13時~14時30分。定員は各回5人で、午後の部はすでに完売している。午前の参加費は1,200円(お茶付き、材料費込み)、2,000円(昼食付き、材料費込み)。