南アフリカワインの輸入販売を行う酒類総合商社「マスダ」(大阪北区)は西播地域地場産業振興センター(姫路市南駅前町)で10月29日、南アフリカワインの無料試飲会を行った。
同イベントは、約9年前から現地との直接取引を行う同社が「高品質でコストパフォーマンスの高い南アフリカワインを多くの人に知ってもらおう」と企画したもの。大阪や神戸、尼崎など同社の支店がある地域などで毎年開催している。姫路での開催は今回が初めて。
当日は、「マン・カベルネ・セラーセレクト 2007」(1,260円)や、「ブラハム・ピノタージュ」(2,100円)、酸化防止剤無添加のスパークリングワイン「クローヌ・ロゼ・キュベ・ブ リュット」(3,990円)などの人気ワインのほか、売り上げの一部が環境基金や教育基金に寄付さる商品や現地の雇用問題を支援するフェアトレード商品など、同社が取り扱う100種類以上 の商品の中から選んだ41点を紹介。
姫路支店の中川悌二さんは「南アフリカのワインは350年の歴史があるが、貿易が自由になってまだ20年足らずなので、まだまだ知られていない商品も多い」とし、「まずは飲んでもらって、安くてもおいしいワインがあるということを知ってもらえれば」と話す。