姫路・安富町の奥播磨かかしの里(姫路市安富町関)で11月2日、第5回「ふるさとかかしサミット」が行われる。田畑で農作業している人そっくりの「ふるさとかかし」が各地域から一堂に集まる。
参加予定は、天空の村かかしの郷(徳島県三好市)、八頭ふるさとかかしのまち(鳥取県八頭町)、佐伯町かかしのまち(広島県廿日市市)、かかしプロジェクトチームin 井原(岡山県井原市)、高取土佐町町家のかかしめぐり(奈良県高取町)、鳥取大学三徳レンジャー(鳥取県三朝町)、京街道魅力づくり(大阪府枚方市)、ふるさとかかしの町やすとみ(姫路市)、奥播磨かかしの里(姫路市)のかかしとまちおこしメンバー。各地のかかしを展示し、各自の取り組みを紹介したり町のPRを行ったりする。
今回のサミットでは、大阪・神戸・姫路市内の施設や店舗に置かれているかかし(里親かかし)が奥播磨かかしの里に「里帰り」する。かかしの展示に加え、各店の商品販売や施設PRも行う。6施設が出店する。姫路駅前整備工事で話題を呼んだ「工事のおっちゃん」かかしも登場するという。展示されるかかしの総数は約300体を予定。
同里ではサミットに合わせ、同時に「かかしフォトコンテスト」を行っている。優秀作品には村長賞などを用意し、地場産品を贈る。同里の岡上さんは「地元以外の人から見た、かかし風景の写真を楽しみにしている。自分たちではわからない、かかしと周りの風景のバランスなどを作品から知りたい」と期待を寄せる。
サミット開催時間は10時~15時。一部のかかしは11月1日~3日に展示する。フォトコンテストの応募締め切りは11月末。問い合わせは、鹿ケ壺山荘(TEL 0790-66-3505 、火曜定休)まで。