姫路市の都市景観重要建築物に指定されている「姫路モノリス旧逓信省姫路別館」では7月1日から、敷地全体をビアガーデンとして一般開放した。
中庭をビアガーデン会場とし、館内をビアホール会場とする。今年で3年目で、一昨年は6日間、昨年は10日間限定だったが、今年は実施期間を大幅に延長した。
料理は、トルティージャ(オムレツ)やコシード(ポトフ)、ピンチョス(串に刺したおつまみ)やアルボンティカス(肉だんご)、スペインを代表するタパス(小皿料理)、パエリアなど、スペイン料理11種を食べ放題で提供。月曜~木曜は敷地内のパン工房の焼きたてパンもビュッフェ形式で提供する。ビールやモヒートなどラテンカクテル12種も飲み放題。
担当の瀬崎沙織さんは「館内各所にろうそくをともし、幻想的な大人のビアガーデンを演出している。来館の際は、ライトアップしたクラシカルな外観もご覧いただきたい」と語る。希望者には館内ツアーも実施する。
同館は1930(昭和5)年1月に姫路郵便局電話分室として建設され、2002年に姫路市の都市景観重要建築物に指定された歴史的洋館。2009年11月からノバレーゼが土曜・日曜・祝日を中心に婚礼施設として運用している。
開催時間は17時30分~21時30分(L.O 20時30分)。料金は、大人=3,800円、未成年(小学生以上)=2,000円、未就学の子どもは無料。 第二水曜定休日。8月28日まで。