姫路パルナソスホール(姫路市辻井9)で4月1日、音楽家を目指す若者応援コンサート「Stella che Brilla~若者の未来に向けて~」が行われ、約300人の観客を魅了した。主催は「国際ゾンタSEN姫路ゾンタクラブ」
出演者は姫路市出身の向井悠さんなど、現在音大に在学中や今春卒業の若手音楽家7人で、同じく姫路市出身のテノール歌手・榎本てるあきさんらの賛助出演を含み約2時間半の演奏会となった。
演奏会は、若手音楽家たちが一流ホールで演奏会を行う経験の場を設けるとともに、姫路市民に地元出身の若手音楽家の活躍を知ってもらおうと同団体が企画し、姫路市・姫路市教育委員会・公益財団法人姫路市文化国際交流財団の後援で実現した。
ノクターン作品9第2番やチャルダッシュなどフィギュアスケートでなじみの曲や、「まちぼうけ」「荒城の月」など日本の曲も交えての演奏会に、主催者の千城恵さんは「第1回の開催だったが素晴らしい会で思わず観客となってしまった」とほほ笑む。
チェロを演奏した京都市立芸術大学音楽学部の大熊勇希さんも「同じ志を持つ若者同士、素晴らしい会場で演奏させていただき、とてもいい経験になった。またぜひ出演させていただければ」と、第2回の開催に期待を寄せた。