食べる

姫路・二階町にフレンチ「ドゥ・クルール」-酒を愛する「大人」がターゲット

シェフ・有吉恒二さん(写真左)とソムリエ・由美子さん(同右)夫妻。姫路のフレンチ「ドゥ・クルール」(二階町)で。2月3日

シェフ・有吉恒二さん(写真左)とソムリエ・由美子さん(同右)夫妻。姫路のフレンチ「ドゥ・クルール」(二階町)で。2月3日

  • 0

  •  

 姫路駅前の商店街「おみぞ筋」北詰にフレンチ「りょうりとおさけ deux couleurs(ドゥ・クルール)」(姫路市二階町、TEL 079-226-5505)がオープンして3カ月がたった。

店内に設けたワインセラー

[広告]

 共に「酒好き」というシェフ・有吉恒二さんとソムリエ・由美子さん夫妻が切り盛りする同店。店舗面積は約20坪で、席数は20席。2人それぞれが神戸や姫路などの飲食業界で積んだ経験を生かし、「自分たちが行きたくなる店」を作ろうと店を開いた。コンセプトは「酒飲みの酒飲みによる酒飲みのためのレストラン」。大人のたしなみとして酒や料理を楽しめる場所を提供しようと、店の立地や装飾、メニュー構成などを追究するとともに接客の「間(ま)」にも気を配り、客を迎える。

 「娯楽としての外食を生活スタイルの一部としてもらうためには、まず『ふさわしい場所』づくりが肝心と考えてきた」と由美子さん。街路に面した1階物件を探すとともに料飲街の魚町・塩町かいわいからあえて離れた二階町で店を開いたのも「場所づくり」へのこだわりから。「通りすがりの人がフラリと、女性が一人で、それぞれ入ってもらえるような店とするには外せない条件だった」と振り返る。併せて、小学生以下の子どもの入店も「遠慮してもらっている」という。

 メニューは、ワインなどの醸造酒とフレンチの提供がメーン。グラス売りのシャンパン(高級スパークリングワイン)やコースに偏らず多数そろえる一皿ごとのアラカルト料理など姫路では珍しい構成に2人の目利きが光る。価格は、グラス売りのワイン各種が550円~。アラカルト料理は450円~3,200円。地ビールや日本酒にも力を入れる。週末限定で設定するランチタイムにはセットメニュー(1,000円)やミニコース(1,800円)も提供。フルコースは前日までの予約に限り応じる。

 「屋号そのまま、『料理とお酒』で楽しんでいただくことが何より」と由美子さん。「もちろんだが、酒が苦手という方にはシェフが料理の腕を振るう。どうぞ気軽にドアを開いてもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、月曜・火曜・木曜=15時~21時30分、金曜・土曜・日曜・祝日=ランチタイム11時30分~13時30分、ディナータイム17時30分~21時30分。水曜・第3火曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース