地域SNS 「ひょこむ」を運営するインフォミーム(姫路市西今宿3、TEL 079-295-2700)は8月12日~15日、台風9号の被害を受けた被災地に古いタオルを集めて送る支援プロジェクトを行う。
同プロジェクトは、同社が台風9号に伴う豪雨なで被害を受け現在も復旧作業が続く西播磨地域に、災害からの早期の復興を願って家屋の清掃などに役立つ支援物資を募るもの。
10日に佐用町平福に視察に訪れた、同プロジェクトの隊長を務める和崎一峻さんは「多くの家屋などが1階まで浸水し、すでに水は引いていたが泥などでとても1週間で復旧できるような状態ではなかった。生活を取り戻すには1カ月近くかかるでは」と話す。
今回、短期的な支援として募集するのは家庭で不要になったタオルや雑巾など。「被災地の復興に必要なものは初期段階、中期段階でそれぞれ違う。今は水害の後片付けにタオルや雑巾などが役に立つ」とし、「新しいタオルより吸水性がある古いタオルがいいので家庭で不要になったタオルなどがあれば、被災地の復興のために役立ててほしい」と呼びかける。
同日10時ごろ、ひょこむユーザー(ひょこまー)全員(5,150人)に配信された支援メールで、現在までに既に約200枚のタオルが集まっているという。集まったタオルは同社が直接、佐用町と宍粟市の支援団体に届ける。
募集期間は8月12日~15日(午前中必着)。タオルの送り先など問い合わせは西播磨豪雨災害復興支援プロジェクト(TEL 079-295-2700)まで。