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官兵衛ゆかりの5都市巡る「エキッシュ」電子スタンプラリー、姫路も参加しスタート

姫路市関連の「スタンプ」(姫路駅)「エリアマスターバッジ」「デジタルグッズ」のイメージ

姫路市関連の「スタンプ」(姫路駅)「エリアマスターバッジ」「デジタルグッズ」のイメージ

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 姫路など黒田官兵衛ゆかりの5都市で12月2日、スマホのGPS機能を使うスタンプラリー「黒田官兵衛 五国巡り」が始まった。

各都市の代表駅などにスポットを置く

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 ラリーが始まったのは、姫路と長浜(滋賀県)、瀬戸内(岡山県)、中津(大分県)、福岡の5都市。官兵衛の生涯を描く来年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映を受け、観光誘致などでの連携を目的に結成した「黒田サミット五都市連絡会」が、モバイル鉄道スタンプラリー「ekiSh(エキッシュ)」を手掛ける「オープンキューブ」(東京都渋谷区)と共同で実施する。

 参加にはエキッシュへの無料登録が必要。参加者が各都市の代表駅や観光地など計25カ所に設けたチェックポイントを訪れてスマホを操作すると「スタンプ」を与える。スタンプの数に応じて「エリアマスターターバッジ」「デジタルグッズ」(一部有料)などのプレミアムアイテムも付与。全スタンプを集めることで、各都市が提供する官兵衛ゆかりの名産品をもらえるチャンスも設ける。

 併せて同社では、ラリー参加者向けにスマホアプリとウェブサイト「黒田官兵衛 ゆかりの地を巡る旅」も提供。ラリーでの移動をサポートするほか、各チェックポイントの歴史的背景などを解説する。

 姫路でのチェックポイントは、「JR姫路駅」(駅前町)と「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」、姫路城内「官兵衛の歴史館」「好古園」(以上本町)、廃止になった姫路市営モノレールの旧駅舎で車両などを展示する「手柄山交流ステーション」(西延末)の5カ所。交流ステーションは、エキッシュ利用者に鉄道ファンが多いことから組み入れたという。ゆかりの名産品は姫路城の屋根瓦も製造する瓦メーカー「光洋製瓦」(船津町)が用意。瓦素材で作るコースター2枚セットを特別提供する。いずれも選定は、姫路市観光交流推進室が担当した。

 「ドラマの放映をきっかけに各都市を旅行していただくことで魅力を再発見していただきたい」と同社の山本映利奈さん。「エキッシュが提供するスタンプラリーが旅行を楽しくするお手伝いになれば」と話す。

 2015年1月31日まで。

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