「いい肉の日」にちなみ11月29日、姫路で「播州の美味(おい)しい肉を食べ尽くす会」が開催される。
フェイスブックやツイッター、グーグルプラス、ミクシィといったソーシャルメディアを活用することで個人レベルの情報発信に努める姫路市内の市民団体「ソーシャルメディア姫路交流会」「シバキの会」が共同で開催する同イベント。江戸時代の医師・人見必大が著した書物「本朝食鑑」に「最も牛を産出し、よく食べる」と記されるなど、姫路を中心とする播州地方独特の「肉文化」を全国に発信しようと開く。開催日は11月29日。「いい肉(1129)」の語呂合わせから食肉関連団体や外食産業などが独自に定める「いい肉の日」にちなむ。
当日は、セレモニーホール「兵庫葬彩姫路西インター」(姫路市広畑区西蒲田)のホールを借り切って会場を特設。牛肉を中心とする肉を焼肉やすき焼き、しゃぶしゃぶといったメニューで味わえる。併せてイベントに協賛する飲食各店が、カツカレーやサムギョプサル(豚の韓国風焼肉)、コロッケ、すじこん、ハムなどを提供。変わったところでは鹿肉料理も登場する予定。
「知名度では『神戸ビーフ』や『三田牛』『但馬牛』といったブランドに劣るものの品質や味わいで定評がある播州の肉をアピールできる機会になれば」と同交流会の羽山真司さん。「メニューは豊富に用意している。存分に味わってほしい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は19時~22時。参加費は5,000円(飲み放題付き)。限定300人で要予約。姫路駅からの送迎もある。詳しくはFacebookイベントページまたは特設の申し込みフォームで確認できる。