全品290円・390円均一で提供する焼き鳥系居酒屋「とりッくす」(姫路市広畑区小坂、TEL 079-227-1687)が7月24日、オープンした。
「月にもう1回行ける店」「利用客に元気になって帰ってもらう店」をコンセプトにする同店は、「リーズナブルな料金設定」と「元気」がウリの焼き鳥店。店内ではスタッフが常に元気よく声を出し合い、活気ある雰囲気を演出している。
店舗面積約18坪。席数は32席。店内は落ち着いた木目調でまとめ、常にスタッフの顔、料理の状況が見えるオープンキッチンや10人まで収容できるロフト席など工夫を凝らした店内レイアウトは、オーナーの山崎博文さんが設計した。
山崎さんは2年前、「焼き鳥屋を開きたい」という夢を実現させるために勤めていた会社を退社。独立開業の支援を行う姫路の焼き鳥店「喜鳥屋」に就職し、約1年6カ月にわたって仕入れ、仕込み、接客など店舗運営に必要なノウハウを学んだ。山崎さんは「オープンまでの2週間はご飯ものどに通らないほどのプレッシャーで何度もくじけそうになった。周りの仲間や新しく出会った人たちに支えられてようやくオープンすることができた」と振り返る。
メニューは、1本75グラムある大きなねぎまが2本付く「ねぎまッくす」のほか、「油肝のお造り」「ささみのお造り」「とりッくすユッケ」「カマンベールチーズもち」「じゃがバター」「しめさばファイヤー」「ひねポン」「やきとり丼」など、ドリンク、フード全品を290円・390円均一で提供する。「中でも生ものには自信があり、タタキ風に仕上げた『ひねポン』はひねどりのモモ肉を1枚使った自信作」。
オープンについて、山崎さんは「店は何とかオープンできたが、オープンがゴールではないので全然ホッとしない」としながらも、「来店したお客さまに元気になって帰ってもらえるような店を目指し、姫路を居酒屋から元気にしたい」と意気込みをみせる。
営業時間は18時~23時。