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姫路のまちづくり、今年は?-再開発と姫路城、官兵衛に期待高まる

大門松を飾り2013年の新春を迎えた平成の大修理中の姫路城。大天守修理見学施設「天空の白鷺」の内部では大天守の修理が進み、2012年11月には屋根瓦のふき替えを終えた。現在は、壁面で白漆喰(しっくい)の塗り替えが進む。同施設の公開は2014年1月まで。公開終了後は約1年かけて同施設を解体し、2015年3月から大天守内部の一般公開を再開する予定

大門松を飾り2013年の新春を迎えた平成の大修理中の姫路城。大天守修理見学施設「天空の白鷺」の内部では大天守の修理が進み、2012年11月には屋根瓦のふき替えを終えた。現在は、壁面で白漆喰(しっくい)の塗り替えが進む。同施設の公開は2014年1月まで。公開終了後は約1年かけて同施設を解体し、2015年3月から大天守内部の一般公開を再開する予定

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 姫路市内でも官公庁や企業が2013年の仕事始めを迎えた1月4日、中心市街地での「まちづくり」について今年の動静や展望をNPO法人「姫路コンベンションサポート」(姫路市二階町)理事長の玉田恵美さんに聞いた。

アーケード街の「地べた」が宴会場に。まちづくりイベントのひとつ「姫路畳座」の様子

 地域情報の発信や、地域活性化・観光振興を目的とするイベントの運営などを通じて「まちづくり」を推進しようと活動する同NPOは2002年に設立。現在は、アーケード街「みゆき通り」で地産地消ショップ「電博堂」(綿町)を運営する傍ら、昨年は「姫路大道芸フェスティバル」(10月)や「姫路畳座」(11月)など、中心市街地ににぎわいをもたらすイベントにも参画。好評を博した。

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 中心市街地では現在、再開発に伴う新姫路駅ビル「ピオレ」の開業(2013年春)や「平成の大修理」を終える姫路城大天守のお披露目(2015年春)を控える一方、姫路ゆかりの戦国武将・黒田官兵衛を描くNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放映(2014年)も決定。買い物客や観光客などの来街者増加に期待が高まる。

 「新駅ビルの開業を皮切りに、ビッグイベントがめじろ押しの3年間。1年目となる今年の課題は、大河ドラマの放映が始まる来年までに『まち』をどれだけ盛り上げられるかということ」と玉田さん。「放映で予想されるご当地観光ブームを一過性で終わらせないためにも、次世代を担う若者世代を中心にできるだけ多くの市民をブームに巻き込んでいきたい。そこが当NPOの仕事であり正念場」と力を込める。

 「そのためにも、市民がよくわからないまま『まち』の動静を傍観してしまう現状からの脱却が必要。まずは姫路市をはじめ、多数の『まちづくり』に携わる人々がそれぞれ発信する『まち』の情報に耳を傾けてほしい」とも。

 大河ドラマ関連では、2012年11月に姫路市も庁内に「姫路官兵衛プロジェクト本部」を立ち上げ商工会議所や市民団体、周辺自治体との連携を推進。官民協調による受け入れ体制の整備と併せ、市内外へのPRにも余念がない。

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