姫路駅前のアーケード街・西二階町通りで12月22日、兵庫県立大学環境人間学部(姫路市新在家本町1)の学生らがともすキャンドルナイト・イベント「ゆらめくあかりのとおり道」が開催される。
学生約20人でつくる地域活動団体「campus tree(キャンパス・ツリー)」が企画する同イベント。2010年12月の初開催以来3回目となる今年も、西二階町商店街振興組合がイベントに協賛する。
当日は、同団体がキャンドル1000本以上をアーケード内の各所にディスプレー。来場客にキャンドルの明かりを楽しんでもらう趣向。常設の街灯や、中心市街地一帯で連夜にわたり点灯が続く年末年始恒例のイルミネーション「ひめじウィントピア」(通称、ヒメナリエ)のうち、同アーケード区間の「和ィントピア」は当日に限り消灯する。キャンドルの一部には、同商店街内の飲食店から出た廃油が原料の「エコキャンドル」を初めて使う。
「キャンドルが演出する幻想的な空間で、ゆっくりと流れる時間を堪能してほしい」と同団体代表の小田卓也さん。「クリスマスシーズンにふさわしいすてきなイベント。多数の人に楽しんでもらえれば」と、同組合の垣内睦彦さんと共に来場を呼び掛ける。
点灯時間は18時ごろ~20時30分ごろ。