姫路観光コンベンションビューロー（姫路市本町）が先月から配布している「姫路・おもてなしご膳マップ」が話題を集めている。

　同マップは、4月1日から兵庫県で行われている「あいたい兵庫」デスティネーションキャンペーンの特別企画として、「姫路の食文化を通じて、観光客にもっと姫路を知ってもらおう」と企画されたもの。

　和食料理店を中心に市内の飲食店13店舗が「アナゴ箱寿司」「アナゴ釜めし」「播州赤鶏のミニすき焼き」「カレイの唐揚げ」など、地元食材を生かした一品を添えたそれぞれの「おもてなしご膳」を提供する。

　マップでは各店の「おもてなしご膳」を写真付きで紹介するほか、観光案内やイベント情報、アンケートに答えると抽選で姫路の地酒などが当たるプレゼント企画も掲載。

　担当の香月義之さんは「食を通じて姫路を知ってもらえるので、観光客や地元の方など多くの人に利用してもらえれば」と話す。発行部数は約4万部。観光案内所や宿泊施設などで配布している。

　「姫路・おもてなしご膳」の料金はすべて1,500円。提供は6月31日まで。