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姫路で紅型作家・縄トモコさん作品展-ワークショップも

縄トモコさん

縄トモコさん

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 姫路のギャラリー「ギャラリーとーく」(姫路市平野町、TEL 079-288-4037)で7月13日、紅型(びんがた)作家・縄トモコさんの作品展「風の歌を聴いた」が始まった。

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 紅型は型紙を使って染めていく沖縄の伝統工芸。何回も分けて色付けすることで複雑な色合いが生まれる。通常は赤や青など原色に近い明るく鮮やかな色合いのものが多いが、縄さんが手掛ける作品はやさしいアース調の色使いが特徴。

 1981(昭和56)年鳥取県生まれの縄さんは、2003年に沖縄へ渡り、金城紅型工房(沖縄県那覇市)や普天間紅型工房(宜野湾市)で学んだ後、2007年に自身のブランド「紅型ナワチョウ」を立ち上げた。異なったジャンルの作家らで成るもの作りユニット「コココ工房」を結成し県内外で個展活動を展開。現在は、染額にも力を入れているという。

 会場には、沖縄の風景や世界の柄をモチーフにした染額や掛け軸のほか、財布、手ぬぐい、帯など、やさしい色で仕上げた縄さんの作品約40点を展示する。15日は、コースター作りのワークショップも開く。

 「姫路で個展を開くのは今回が初めてなので、いろいろ人との出会いが楽しみ」と縄さん。「作品を通じて沖縄の爽やかな風を感じていただければ」とも。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。今月20日まで。

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