姫路市立香寺温水プール(姫路市香寺町、TEL 079-232-7997)が4月1日、リニューアルオープンする。
同施設は香寺町が町民プールとして1989年7月に建てたもの。2006年に同町が姫路市に編入合併したことで、同施設は市の管理となり施設名も「姫路市立香寺温水プール」となった。その後、設備の老朽化に伴いスイミングスクールの経営も低迷していたことから、新たに指定管理者を募集し、昨年9月から施設内の大規模改修を行っていた。
施設内には、公認温水プール(25メートル=6コース)と子ども用プールのほか、全国でも数少ない、水深を0.5~1.1メートルまで変えられる「可動床プール」(25メートル=3コース)があるのが特徴。敷地面積は約2万平方メートル。施設の管理・運営は神姫クリエイト(北条)とサンスイミング(立町)が共同で行う。
リニューアルについてサンスイミングの時谷直樹さんは「水質をきれいに保つため『ろ過機』を砂からけい藻土に変更して浄化力をアップした。以前はなかったジャグジープールを新設し、廊下の一部をロビーに改装してくつろげるスペースを確保。スクールでは子どもの初級クラスはヘルパーを使うので、子どもの恐怖心も取り除かれて、安全に練習ができる」と話す。
同施設は、スクールの会員や市民でなくても利用が可能。終日2コース以上は一般の利用者向けに開放しており、スクールのない時間帯(火曜・木曜・金曜、13時30分~14時30分)は全コース開放する。
営業時間は9時30分~21時(日曜は18時まで)。月曜定休。料金は大人=500円(2時間)、子ども=250円(2時間)。
4月1日~5日は同施設を終日無料開放する。