![舞台あいさつをする秋原正監督と岩田さゆりさん](https://images.keizai.biz/himeji_keizai/headline/1304995976_photo.jpg)
あいめっせホール(姫路市本町、TEL 079-287-3653)で5月6日、「ルパンの奇巌城」の上映会とトークショーが行われた。
同作品は、1909年に発表されたフランスの作家モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズの一遍「奇巌城」を現代の日本に置き換えて製作されたもの。
「銀河鉄道の夜」(2006年)や「伊藤の話」(2008年)など全国各地を舞台に文学作品を撮り続ける監督の秋原正俊さんは、父親が姫路出身で姫路の観光大使でもある。昨年公開された「斜陽」は姫路がメーンロケ地として選ばれた。今回は、弘前市や八戸市、岡山市、姫路市など11市区でロケを行った。
同日は、秋原さんと岩田さゆりさんを迎え約30分のトークショーを行い、撮影の裏話や作品の見どころなどを話した。
見どころについて、秋原さんは「今回は一部のシーンを除いて全編アフレコで製作した。暗いところから始まって明るくなっていく展開など含め、こだわった映像と音を楽しんでもらえれば」と話す。
今月7日から全国順次公開。姫路での上映は、シネ・パレス山陽座(駅前町)で5月13日まで。