姫路で「ラオス」の魅力を伝えるイベント-雑貨販売・ラオス料理提供も

ラオスの寺院

ラオスの寺院

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 タイ、ベトナム、カンボジア、中国、ミャンマーに囲まれた人口632万人の内陸国「ラオス」の魅力を紹介するイベント「ラオスの休日」が4月24日、姫路のコミュニティースペース「納屋工房」(姫路市本町)で開催される。

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 同イベントは、ラオスの生活スタイルを提案するラオスタイルコーディネーターの毛利有紀子さん(姫路市広畑区在住)が企画した。

 1977(昭和52)年姫路市生まれの毛利さんは、神戸大学大学院国際協力研究科へ進んだ時に「ラオス国立大学経済経営学部支援プロジェクト」に参加し、地元の学生らとの交流するようになり同国の魅力を知る。その後、在ラオス日本大使館で働きながら研究活動をするために学校を休学し、同国に約1年半滞在。大学院卒業後も、1年に1回のペースで訪れているという。

 1回の旅行で1週間~1カ月は滞在するという毛利さんは「旅行に行くというより自宅に帰ってきたという感じ。前世はラオス人ではないかと思うほど」と話す。現在は、国連の「アジア開発銀行(ADB)」が実施する同国の上級公務員を対象にした研修「Public Policy Training Program」でプログラムコーディネーターとして活躍しながら、ラオス雑貨を取り扱うホームページの準備をしている。

 当日は、衣・食・住のすべての視点からラオス文化を紹介。観光地として注目を集める世界遺産「ルアンパバン」や「ワット・プー」なども紹介するほか、トークセッションやラオス雑貨の即売も行う。

 併せて、カオニャオやパパイアサラダ「タンマックフン」「ケーンノーマイ」(タケノコスープ)など7品のラオス料理も提供する。「料理は実際にラオス人が作り、レシピも紹介する。ラオスビール『ビアラオ』や『カフェラオ』などのラオスのドリンクも用意する」と毛利さん。

 「まだ日本人にはなじみのない国だが世界では『癒やしの国』と注目されており、ニューヨーク・タイムズで『今訪れたい国ナンバーワン』としても紹介された」と毛利さん。「イベントを通じてラオスの魅力を感じてもらえれば」とも。

 開催時間は11時~15時。参加費は2,000円(ペアチケット=3,000円)。

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