播磨の食を集めた「第25回ひめじぐるめらんど」が4月1日~3日。姫路大手前公園で開催され、親子連れなど多くの人出でにぎわった。
食の異業種交流会として毎年開催している同イベント。今回は、東日本大震災の支援するイベントとして各出展ブースに義援金箱を設置したほか、売り上げの一部も義援金として寄付する。
会場には「姫路おでん」のほか、「えきそば」「アーモンドトースト」「チャンポン焼き」などのご当地グルメや播磨の特産品など38店が出店。地元の酒造メーカーが開発した「酒造(おみき)おでん」やショウガじょうゆで食べる「姫路おでんたこ焼き」など、新しいご当地グルメも登場した。
2日連続で参加したという渡辺裕さん(神崎郡在住)は「会社が近いので昼ご飯として食べに来たが、食べたいものがたくさんあって1日では足りない」と話していた。
実行委員長の長谷川雄三さんは「多くの人に播磨の食を楽しんでもらうことで地域活性化や震災の支援にもつながる」とし、「下向きになっている世の中を、食を通じて明るくできれば」と話す。