JR姫路駅高架下に3月19日、新たな商業施設「プリエごちそう館」「プリエおみやげ館」(共に姫路市豆腐町)が開業した。
両館は山陽本線等高架化、駅前広場再整備を含む駅周辺土地区画整理事業等により、3期にわたって商業施設を開発する「JR姫路駅総合開発プロジェクト」の第2期施設で、2009年12月に開業済みの第1期施設「プリエ」(同駅中央コンコース西側)に続く開業。大近(大阪市福島区)が運営する食品スーパー「パントリー」が核テナントの「プリエごちそう館」(東側自由通路沿い)と、姫路銘菓や特産品がそろう「プリエおみやげ館」(中央コンコース南東側)に分かれる。
両館のうち「プリエおみやげ館」は、同駅のテナントとして1982(昭和57)年に開業した「ステーションプラザ姫路」を改装した施設。3月末にはすでに閉館している同駅の旧テナント「新幹線ひめじ10番街」の跡地を利用し、同じく商業施設の「ビエラ姫路」も開業する。
この日「プリエごちそう館」を訪れた姫路市の池内仁美さんは「改札口だけだった東側自由通路がにぎやかになる。食品スーパーの開業は駅の利用者だけでなく近隣住民にもうれしい出来事」と話す。
両館の営業時間は10時~20時(一部店舗は異なる)。