お好み焼き店「喃風(なんぷう)」を展開する喃風グループが2月1日、創業40周年を迎える。
1986(昭和61)年2月、秦綾峙さんが姫路市船場で「お好み焼ハウス南の風」として創業した同社。現在は姫路駅前に本店を移し、事業を展開している。
店舗展開は、船場、アメリカ村、姫路駅前(どろ焼酒場)、宮西店の順で進めた。姫路市内ではファミリー層を主なターゲットとした「南風」ブランドで展開する。
看板メニューの「どろ焼き」は創業当初、来店客の子どもから寄せられた「たこ焼きを食べたい」という声がきっかけで誕生したという。お好み焼きの生地にタコや卵、だしを加え、鉄板でオムレツ状に焼き上げ、明石焼き風に和風だしを添えて提供したところ、裏メニューとして評判を集めた。その後、キャベツや豚肉を加え、現在の形となった。
どろ焼き誕生から27年がたち、現在は姫路名物としても知られるようになった。広報部の山中英毅さんによると、テレビドラマやゲーム内に登場した事もあるという。
店名は2003(平成15)年に現在の「喃風」に改めた。昨年は姫路市内にセントラルキッチンを新設し、商品供給体制強化を図った。
2021年2月、創業者で当時社長を務めていた秦さんの引退に伴い、事業は「ヒメユキCS」(姫路市別所町小林)の大髭康弘さんが引き継いだ。現在は大髭さんが喃風の社長を務め、店舗運営を行っている。
大髭さんは「食を通じて笑顔を届けたいという思いを大切にしている。飲食店は自宅から最も身近なエンターテインメントと考え、食の楽しさや魅力を伝えていきたい」と話す。
40周年記念企画として2月1日から、喃風全店で創業祭を開催する。期間中、来店客に次回利用できるスクラッチカードを配布する。賞品は、1等=食事券1万円分、2等=同3,000円分、3等=同500円分、4等=同100円分。2月7日まで(スクラッチカードが無くなり次第終了)。