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姫路市内5浴場が参加 県内銭湯巡る「ひょうご 湯の国巡りスタンプラリー」

「明和温泉 姫湯」の長井翼さん

「明和温泉 姫湯」の長井翼さん

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 県内の銭湯を巡るイベント「ひょうご 湯の国巡りスタンプラリー」が現在、開催されている。

「ひょうご湯の国巡りスタンプラリー」に参加する「明和温泉 姫湯」

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 兵庫県公衆浴場業生活衛生同業組合が主催し、県内の組合加盟銭湯73店舗を対象に行っているスタンプラリー。姫路市内の対象店舗は、森の湯(南駅前町)、憩いの湯(坂田町)、明和温泉 姫湯(野里中町)、新鶴湯(広畑区東新町)、白浜温泉(白浜町)。参加者は対象浴場でスタンプ帳を入手し、入浴ごとにスタンプを集め、集めた数に応じて賞品と交換できる。入浴料は各店舗で異なり、大人料金は上限490円。

 開催の背景について、同組合の担当者は「近年、銭湯を取り巻く環境が厳しさを増す中で、地域における銭湯の存在意義を改めて見直す時期に来ている」と説明する。「地域住民に銭湯の魅力を再認識してもらい、銭湯を通じて地域コミュニティーの活性化につなげたい」と、スタンプラリーを企画した。

 イベント会社に委託せず、組合員自らが企画、運営、制作を行っている点も特徴。オリジナルキャラクターを設定し、物語性を持たせた構成とした。今年が阪神・淡路大震災から30年の節目に当たることから、「不死鳥」をモチーフにしたキャラクターを採用している。

 賞品は、3カ所達成でオリジナル缶バッジや飲料、生活用品、5カ所で干支(えと)石けん、10カ所でオリジナルランチバッグ、20カ所でオリジナルトートバッグなどを用意。地区達成や県内全制覇に応じた賞品もあり、いずれも数量限定。

 昨年リニューアルオープンした明和温泉 姫湯の長井翼さんは「このイベントがきっかけとなり、銭湯の良さや役割を改めて見直してもらえれば」と話す。

 2026年2月26日まで。賞品交換は指定の12店舗で2026年3月31日まで行う。問い合わせは兵庫県公衆浴場業生活衛生同業組合(TEL 078-341-2475)で受け付ける。

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