姫路駅から姫路城までのエリア「うちまち」では現在、浴衣姿で利用すると特典が受けられるイベント「ゆかたで歩こう姫路の夏」が開催されている。主催は美しいまち創造委員会。
同イベントは、夏の風物詩「ゆかた」をうちまちにあふれさせ市民や観光客に城下町の風情を感じてもらおうと企画したもの。同委員会は、「ゆかた祭り」が行われた6月22日よりガイドブックを配布するなどして浴衣で街へ出かけようと呼びかけている。
ガイドブックは、両面カラーのA3サイズを折り畳んだポケットサイズ。特典が受けられるうちまちの飲食店など73店をマップで紹介するほか、姫路城周辺の歴史スポットや浴衣の着方や着付けの心得も。
そのほか、浴衣をもっとファッションとして着てもらえるようにと、女性を対象にした「ゆかたファッション講座」も予定。京都きもの学院学院長・安田和子さんやヘアメークアーティストの小椋ケンイチ(通称=おぐねー)さんを講師に迎え、和装の立ち居振る舞いや浴衣姿に合うヘアーメイクなどを紹介する。
同委員会の下浦修一郎委員長は「特別なシーンに限らず、夏の外出着やファッションとして気軽に浴衣に親しんでもらい、浴衣で街を歩く人が見られるような観光都市として姫路の活性化につなげたい」と話す。
ゆかたファッション講座は7月17日開講。同イベントの開催は8月8日まで。