
姫路駅前のシネマコンプレックス「アースシネマズ姫路」(姫路市駅前町)が7月25日、映像と音響による没入型映画体験を提供する「IMAX(アイマックス)レーザー」を導入する。施設の開業10周年に合わせたもので、姫路市内では初の常設IMAXシアターとなる。
IMAXレーザーは、IMAX社が開発した4Kレーザー投影システムと12チャンネルのサウンドシステムを備える上映方式。高解像度・高輝度・高コントラストの映像と立体音響による高い臨場感が特徴。兵庫県内では「TOHOシネマズ西宮OS」に次いで2館目の導入となる。
同館では「シアター5」をIMAX対応に改修。座席数は230席で、このうち2席は車いす対応。座席構成は、一般シート197席、寝そべるような姿勢で鑑賞できる「フラットシート」11席、ゆとりのある設計の「コンフォートシート」10席、ボックス構造の「プレミアムシート」12席。
導入初日からは、劇場版「『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」および「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」の上映を予定している。
同館を運営する吉岡一博社長は「新たな映画体験を提供することで、より多くの来場につなげたい」と話す。
IMAX作品の鑑賞料金は、一般=2,700円、大学生・レイトショー=2,200円、3歳~高校生・障害者手帳所持者=1,700円、60歳以上=2,000円。