
定食店「笑福 ごはんとごろごろ汁の店」(姫路市北今宿2、TEL 070-2288-2929)が7月18日、オープンから3カ月を迎える。
店主の中野佳世さんが、定年退職を機に「地域に貢献できる場を持ちたい」と開業。鉄板焼き店の跡地を改装し、和定食を中心としたメニューを提供する。店名の「笑福」には「笑う門には福来たる」の意味を込めたといい、「訪れた人が自然と笑顔になれる場所にしたい」と話す。店舗面積は約22坪。席数は、カウンター=6席、テーブル=3卓12席、座敷=2卓8席。
看板メニューは「ごろ豚汁定食」(1,200円)。鹿児島県産の麦みそを使った豚汁に、11種類の根菜と角煮を合わせた。削りたてのかつお節を自由にかけられるサービスも用意する。「ショウガの風味が立つ、具だくさんの一品」と中野さん。このほか、日替わり定食(1,200円)や数量限定メニューも用意し、メニューの情報はSNSで発信する。
夜の時間帯には、雑炊、焼き飯、冷や麦など、500円のワンコインメニューも用意する。
中野さんは「仕事帰りの会社員や近隣住民のリピーターも増えてきた。地域に根差した、『家庭の台所』のような存在を目指したい」と意気込み見せる。
営業時間は11時~14時30分、17時~20時30分。日曜定休。