
日本料理店「生松」(姫路市田寺2、TEL 079-229-3210)が5月23日、移転オープンした。
今年で創業50年を迎える同店。店舗老朽化に伴い、姫路市本町から移転した。新店舗の店舗面積は約110坪。店内には個室3部屋を備え、ふすまを開けて部屋をつなげることで大広間として最大40人までの利用にも対応する。
料理は茶懐石の精神に基づき、「温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに」提供することを心がける。店主の網干盛志さんをはじめ、女将、若旦那、若女将の家族4人で店を運営し、先代の伝統と次世代の感性を融合させた店作りを目指す。
メニューは、1万円~2万円の懐石料理4種類のほか、「黒毛和牛ヒレステーキ鉄板焼き会席」(1万円)、「湯豆富会席」(8,000円)など。「湯豆富会席」は佐用産有機大豆を使った豆乳と瀬戸内のにがりを使った自家製豆腐が特徴という。「スッポン鍋」「前どれ寄せ鍋コース」(以上1万円)など、鍋料理も各種そろえる。昼の懐石料理(6,000円~)、仕出し弁当注文にも対応する。
網干さんは「日本文化や四季の恵みを大切にし、料理とサービスを通じて来店された方の時間がよりよいものとなるよう努めていきたい」と話す。
営業時間は、11時30分~14時、17時30分~22時。