
カフェ「cafe 野乃」(姫路市双葉町、TEL 079-284-3216)が5月20日、オープンから1周年を迎えた。
店舗面積は約13坪。席数はカウンター=2席、テーブル=4卓12席。
店主の野間田眞澄さんと夫の智史さん、長女の菅原真子さんの3人で運営する。工務店を営む智史さんが自宅1階をカフェとして全面改装し、椅子やテーブル、カウンター、棚などの内装を手がけた。店内は木を基調とした落ち着いた雰囲気で、看板犬の「きなこ」が来店客を出迎える。
眞澄さんはお菓子作りが趣味で、いつか店を持ちたいという思いがあったという。定年退職後にカフェ開業を目指し、家族の後押しを受けて実現にこぎ着けた。
モーニングメニューは、ドリンク(450円~)に、厚さ3センチのトースト、サラダ、ゆで卵が付くセット。トーストは100円増しでアーモンドトースト、またはあんバタートーストに変更できる。
ランチタイムには「カレーランチ」や「スーププレートランチ」(以上1,200円)を用意。デザートには、市川町産のブランド卵「タズミの卵」を使った「シフォンケーキ」(400円)を提供する。眞澄さんが約30年前に習得し、以来レシピを変えずに作り続けている同店の看板メニューで、前日から仕込んでいるという。
ドリンクメニューは、ブレンドコーヒー、アメリカンコーヒー(以上500円)、アイスコーヒー、アイスティー(以上550円)、クリームソーダ(650円)などをそろえる。
眞澄さんは「家族で経営してきたこの1年、日々を重ねる中で家族の絆が深まった。主人が手がけた空間で、来店された方に穏やかな時間を過ごしてもらえたら」と話す。
営業時間は9時30分~16時30分。木曜・日曜定休。