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姫路の洋菓子店が移転1周年 OEMの依頼も増加

店主の首藤裕恵さん

店主の首藤裕恵さん

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 洋菓子店「パティスリーアリス・エ・レーヌ」(姫路市坂元町、TEL 079-278-2206)が8月4日、移転オープンして1周年を迎えた。

店舗外観

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 店主の首藤裕恵さんは東京の洋菓子店で修業した後、2015(平成27)年に「自分の作った洋菓子を世の中に出したい」という気持ちが募り、姫路市安田町に出店した。店舗が手狭になったため昨年移転し、製造部門は前店舗の3倍ほどの広さになり、人員も増やした。OEMの依頼を受け、百貨店や個人店に商品を卸すようになったという。

 移転後、首藤さんは「食べること=うれしいこと」をコンセプトに原材料を見直し、全商品を国産小麦粉や北海道のてんさい糖、きび砂糖など国産粗糖に変更した。さらに、グルテンフリーやプラントベースなど、環境負荷が少なく多様性に対応できるメニューも積極的に取り入れるようになったという。

 商品のラインアップは、「国産素材のショートケーキ」(529円)、「アリスのてんさい糖ぷりん」(270円)、「ガトーオショコラ」(545円)、「抹茶きなこチーズケーキ」(500円)、「アリスのモンブラン」(810円)など約15種類の生菓子と、焼き菓子やギフト商品を取りそろえる。

 首藤さんは「今まで以上に幅広い層のお客さまに支持してもらえる洋菓子作りを目指したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は10時~18時30分。火曜定休。

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