「おばんざい一平」(姫路市網干区新在家、TEL 079-272-4926)が7月17日、オープンした。
約60年前に店主・東石美和さんの祖母が炉端焼きでオープンし、東石さんと姉の平木優子さんが引き継ぎバーとして営業していた同店。出産と育児で離れていた東石さんが11年ぶりに復帰するのに伴い、おばんざい店に業態変更した。
店舗面積は約25坪。カウンター席8席と、個室と半個室にテーブル席5卓18席を設ける。内装は京都の先斗町をイメージ。入り口の鳥居に似せた朱色の柱を境にカウンターと個室への通路を分け、家族連れやカップルが気兼ねなく個室利用できるように工夫した。
メニューは、カウンターに大皿で並べるおばんざい(418円)のほか、お造り(3種=1,480円、5種=1,800円)、カルパッチョ(968円)、鶏の唐揚げ(605円)、揚げ出し豆腐(605円)、ホルモン炒め(935円)などを用意する。
ドリンクメニューは、生ビール(572円)、チューハイ、ハイボール、焼酎(以上495円~)、ソフトドリンク(330円)などをそろえる。
東石さんは「駅前のように店が多い地区ではないので、子連れも企業の接待にも使える店として工夫した。姉妹で力を合わせて、人と人のご縁をつなぐ店にしていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は17時~22時(金曜は23時、日曜は21時まで)。水曜定休。