「はりまビブリオバトル」が1月21日、旧網干銀行湊倶楽部(姫路市網干区新在家、TEL 079-289-5189)で開催される。主催は姫路で自然体験を通じて、感性を養うことを目的に活動を行う「里山サバイバルクラブ」
ビブリオバトルは「本の紹介コミュニケーションゲーム」で、「知的書評合戦」とも呼ばれる。「バトラー(発表者)」が持ち寄った面白いと思った本を各自5分で紹介する。ディスカッションと投票を経て、「チャンプ本(一番評価された本)」を決定する。
同イベント事務局の平櫛武さんによると、「参加者が本の内容を共有できる」「スピーチの訓練になる」「いい本が見つかる」「お互いの理解が深まる」など、読解力やプレゼンテーションスキルの向上、本を通じた人とのつながりの構築などが目的という。
平櫛さんは「本を通して人を知り、人を通して本を知るイベント。コロナ禍で人と人とのつながりが希薄な中、本をきっかけに地域の活性化につなげたい」と話す。
当日は、網干区出身で地域の活性化に取り組む「汀(みぎわ)ラボ」の河北咲良さんをゲストに迎え、本を通じた地域の魅力発信も行う。
平櫛さんは「発表者も見学者もバトルを通じて今まで読まなかった本を知ることができる。初めての人でも気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は15時~18時。参加費は500円(小学生以上)。定員は80人。参加申し込みはウェブサイトで受け付ける。締め切りは今月19日。