世界文化遺産の姫路城とJR姫路駅を結ぶ大手前通りで11月22日、「Himeji大手前通りイルミネーション」が始まった。
少子化対策の一環として、「姫路城周辺を出会いやデートの場にしてほしい」との狙いで姫路市が企画した。
点灯式は、「姫路城Castle History 30th 鏡花水月」や「Link more Himeji」(姫路駅北にぎわい交流広場)と合同で行った。17時45分に大手前通りのクスノキやイチョウなどの街路樹130本に設置された約22万球の発光ダイオード(LED)が一斉に点灯し、市民や観光客から大きな歓声が上がった。
友人と点灯式に訪れていた立花真央さんは「点灯と同時に大手前通りが一気に明るくなった。見慣れた姫路城が美しい」と感動を語った。
期間中は、姫路城とイルミネーションがバックになるモニュメントやイルミネーションで飾られたピクチャーフレームなど、「SNS映え」するフォトスポットを設置する。
「モニュメントデジタルスタンプラリー」では、大手前通りにある5カ所のミニフォトスポットのスタンプを全て集めると、景品が当たる抽選に応募できる。スタンプラリーは夜だけでなく、日中も楽しむことができる。
点灯は日没から22時まで(金曜~日曜・祝日は24時まで)。来年2月29日まで。