AI技術の展示会「ひめじAIソリューション展」が11月9日・10日、姫路商工会議所本館1階展示場で開催される。主催は「ツボサカ機構」(姫路市)。
同社の壷阪康裕社長は「東京や大阪には多いが姫路にはなかった展示会なので開催を決めた」と話す。
同展では「びっくり技術」をテーマに掲げ、AI技術を駆使したロボット約50機の展示やデモンストレーションを行う。AI技術を提供する企業などの21ブースが出展。展示物は、伝えたい人をターゲットして動く「サイネージロボット」、仕分け作業を自動化する4本指の「ピッキングロボットハンドシステム」など。配膳ロボットが来場者にドリンクを運んだり、掃除ロボットが床面を掃除して回ったりする様子も見られるようにする。遠隔操作体験「ガチャ玉すくい」も用意。最先端のAI技術がどのように日常生活やビジネスに革新をもたらすかを身近で体験できるという。各ブースでは、メーカー担当者が使い方、質疑に対応するほか、提案も行う。
壷阪社長は「本来ロボットは製造業に使うことが多いとされているが、さまざまな業種の人に見たり触ったりしてもらって、ビジネスのヒントにしてもらいたい」と話す。
開催時間は10時~19時(10日は17時まで)。